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自転車イヤホンの運転禁止に骨伝導ヘッドホンの活用は?

今年の6月1日から施行された「改正道路交通法」で、危険な自転車運転をする人に安全講習を義務づけるようになりました。

自転車運転中の「危険行為」には14項目が示されています。
その14の「危険行為」は以下のようになっています。

(1)信号無視
(2)通行禁止違反
(3)歩道者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
(4)通行区分違反
(5)路側帯通行時の歩行者の通行妨害
(6)遮断機が下りた踏切への立ち入り
(7)交差点での安全進行義務違反など
(8)交差点での優先車の妨害など
(9)環状交差点での安全進行義務違反など
(10)指定場所での一時不停止など
(11)歩道通行時の通行方法違反
(12)ブレーキの不良な自転車の運転
(13)酒酔い運転
(14)安全運転義務違反

この中で最後の「安全運転義務違反」が問題で、これだけが具体性が何もありません。
そもそも道交法の第70条で述べられていること事態が抽象的で、「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」というものです。

そのため「イヤホンをつけての運転」がこの中に含まれるという話が広がりました。
しかし法律の条文には「イヤホン」そのものが含まれているわけではなく、例えば「東京都道路交通規則」には具体的な事項が列挙されていて、イヤホンの表記もあります。
結論からいうと、イヤホンが問題というわけではなく、「交通に関する音や声が聞こえないような状態」での自転車の運転が駄目だということです。

つまりイヤホンをしているか否かではなく、判断基準としてはあくまで「音が聞こえるかどうか」になるわけです。

サイクリングを楽しみながら、音楽を聴く、携帯電話の通話をする等々も、この判断基準によって「危険行為」かどうかが決定します。当然ながらボリュームの問題も関係するでしょう。両耳をふさぐヘッドホンより片耳のイヤホンのほうが良いようにも思えます。

しかし、完全な解決策としては、やはり耳を使わないのがベストといえます。
そこで登場するのが骨伝導です。

耳を塞がないで音を聞く、耳ではなく骨で聴く、これが骨伝導ヘッドセットです。
耳からは外部の音声が、ヘッドホン部分からは骨伝導スピーカーでデバイスの音声が同時に聞こえます。
これならサイクリングもより楽しめるといえます。

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