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東京都内唯一の国宝建造物 正福寺地蔵堂と骨伝導巡礼

都内の国宝建造物と骨伝導体験

東京都では唯一の国宝の建造物。京都や奈良の国宝建造物とは少し異なる雰囲気があります。関東では、寺院の建造物として国宝になっているのは鎌倉の円覚寺舎利殿と、今回訪れた東村山の正福寺地蔵堂だけです。

この関東の二つの国宝は、実に興味深い事実があります。距離が離れていても二つの国宝は鎌倉街道で繋がり、しかも姿が瓜二つといえるほど酷似しているのです。

正福寺地蔵堂

東京の郊外らしい新興住宅地と昔ながらの農家が入り混じり、武蔵野の面影も一部に残す東村山に、国宝は突然現れます。この出現は、あまりに唐突で、「本当にこれが国宝?」と思うほどに無防備な状態です。

住宅街に普通に存在する檀家寺の境内に、なぜか国宝建造物があるという感じです。

山門から正面にあるのが地蔵堂で、応永14年(1407年)の室町時代建立とされています。国宝に指定されたのは1952年です。入母屋造の屋根の端部が反り上がっています。

この外観は禅宗様(唐様)特有のもので、内部は間仕切りのない一体の空間となっているようです。

禅宗様(唐様)とは、鎌倉時代の初期に禅宗とともに伝えられた寺院建築です。

敬老の日らしく、老人達と子供達の声が境内にこだましていました。少し耳の遠い老人は、どうしても声が大きくなります。

こんな場面では骨伝導「きくちゃん」を使えば、国宝の周囲に相応しい声のボリュームになることでしょう。

正福寺

東京都内で唯一とはいうものの、敷居の低い国宝建造物は庶民の憩いの場でもあるのかもしれません。それはそれで畏まらず、素敵な存在といえます。 そんな国宝を骨で聴きましょう。骨伝導の威力が活かされます。

Bluetoothを内蔵した骨伝導スピーカー付サングラスとともに訪れたことで、お気に入りのBGMを聴きながら境内を散策できます。ごく普通に墓参りに来られている方を邪魔することなく、国宝とのどかな雰囲気を堪能します。

日差しを遮り、耳をふさがずにBGMを聴き、知る人ぞ知る国宝への巡礼は、骨伝導とともにあるということでしょう。

「骨で聴く異世界」より引用

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