Journey and Bone Conduction Product

労働安全衛生規則による耳栓着用時の通信方法

騒音とヘッドセット

労働安全衛生規則の第595条は、騒音障害防止用の保護具について定めてあります。

1 事業者は、強烈な騒音を発する場所における業務においては、当該業務に従事する労働者に使用させるために、耳栓その他の保護具を備えなければならない。
2 事業者は、前項の業務に従事する労働者に耳栓その他の保護具の使用を命じたときは、遅滞なく、当該保護具を使用しなければならない旨を、作業中の労働者が容易に知ることができるよう、見やすい場所に掲示しなければならない。

労働基準局長通達(平成4.10.1 基発第546号)では、具体的な騒音障害防止のためのガイドラインの策定についてもあります。

そのような作業環境にあっても情報伝達は極めて重要で、作業管理や指示系統だけでなく、安全面でも必要性が叫ばれています。一般的にはヘッドセットで対応することになりますが、耳栓が必要な環境ではそれも無理です。

ところでこのヘッドセット(Headset)とは何か?

ヘッドフォンに小型のマイクが取り付けられたものが、一般的にヘッドセットとよばれています。マイクを手で持つ必要がないので、ハンズフリーになりますから、両手が自由に使えるのが最大のメリットです。作業をする工場や現場では大きな威力を発揮します。
また、音源が口になりますから、一般的なヘッドセットの場合、音源とマイクの距離が一定となり、音声が安定することになります。
日本では別名を「インカム」といったりしています。

現在では、テレビ局や演劇などの他、プレゼンテーションにも使われたりしていますが、一般向けには携帯電話との装着ということになるでしょうが、建設現場や工場、警備等の業務上では無線機との装着が圧倒的に多いといえます。

しかし、労働安全衛生規則で定めるような耳栓が必須のような騒音が激しい場所では、普通のヘッドセットでは相手の声が聞き取れません。モータースポーツのピットクルーやスポッターなどが、家庭用の例えばPCに接続する程度のヘッドセットを使っても無意味です。騒音で音が消されてしまいます。
他にも航空交通管制や軍事ミリタリー、騒音の激しい工場内等々でも、同様のことがあります。

そこで世界的には、そうような環境下でのヘッドセットは骨伝導が活用されています。

骨伝導というと、難聴者対策の補聴器的役割をイメージされる方も多いようですが、実はこんな場面で様々な使われ方をしているのです。逆に骨伝導でなければ不可能ともいえる場面もあります。

爆音の中での使用です。
米軍では当たり前のように骨伝導ヘッドセットを使っています。

単なる骨伝導ではありません。特許技術です。
しかもその特許を持っている会社は日本にあります。知られざる真実です。

骨伝導ヘッドセットを使うなら、この特許技術製品を選択するのがベストです。米軍で認められた技術を使わずして、最先端の骨伝導は語れません。

ちなみに具体的な数字で考えてみると、85db以上で耳栓が必要になりますが、それは一般的にはどの程度なのでしょうか。以下に参考数値を出してみます。これを参考に貴社での耳栓必須環境下での骨伝導ヘッドセット導入を考えてみてはいかがでしょうか。

120db   航空機のエンジン近く 騒音の激しい地下鉄の駅
110db   工場のサイレン近く
100db   列車の通過する時の高架下 地下鉄の車内 電車の駅
90db   器械作業場 空調機械室 印刷工場内
80db   交差点 国道 マーケット
70db   百貨店 騒がしい事務所
60db   レストラン 大きな商店 ホテルのロビー 事務所内
50db   劇場 映画館のざわめき
40db   一般の住宅
30db   郊外 ラジオ放送スタジオ
20db   木の葉のすれあう音
10db   ささやき

米軍で採用されている世界最高の特許技術を使った骨伝導ヘッドセットで、諦めていた騒音環境での通信手段を検討してください。

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